UCSDのRoy labの続き
先日のRoy labから出た論文が非常に参考になると分かったので、しばらくはここの研究室の論文を読むことにする。
とりあえずこれ。アルツハイマー病(AD)はAPPがγ, β secretaseによって切断されることによって生成されたAβが凝集することが特徴的。最も多い神経変性疾患。
APPがendocytosisされて、BACE-1のいるRecycling endosomeに取り込まれて処理を受けることを報告した論文。ADの人の脳で、実際にAPPとBACE-1の分画が増えていることを最後に示している。activity dependentらしく、デフォルトネットワークの活動度がADと関与しているのではないかとの報告もあるようで、その具体的なメカニズムではないか?と言っている。ほとんどイメージングしかしてない。
なお、ニューロンは全て初代培養で、lentiか何かでADのモデルにしたものは使ってない。実際にADのGWASか何かで出てきたSNPはこの経路に関するものなのだろうか?sporadicなADの関与とも関係ありそうだ。